【映画】我不是药神
今年になって映画やドラマにはまってきた。せっかくなので、何らかの記録に残しておこうと思う。もはや和平饭店は記録に残すまでもないので、その他の映画・ドラマについて。
とはいってもしばらく時間が立っているからだいぶ記憶も薄れてきてる気がする。
ということで、まずは我不是药神から。
実は中国に来て初めて映画館で観た映画がこれになった。
なんとなく映画館で映画を見たいと思っていたこと、そして何人からもこの映画がいま中国でかなり流行っていると聞いていたことがきっかけ。
内容は、ざっと、
・ローションショップのオーナーが店の家賃を滞納して追い出されんとしていた矢先、薬の密輸の話を持ちかけられる。
・当時の中国では白血病の薬が一社独占で提供されており、価格が非常に高かった。一方、インドには同等の効能を持つ薬が非常に安価で提供されていた。その薬を中国に輸入するというもの。
・当初は金儲けのためだった。だがしかし、その後話の流れがちょっと変わってくる。
というもの。
実際見る前は単なるコメディだと思ってた。事実、コメディではあった。声を出して笑うことも度々あった。
ただ、途中から映画館はすすり泣きの声で埋まってくる。事実自分も久しぶりに号泣したんじゃないかというくらい泣いた。
この話は実話に基づいている。
日本でも薬価の問題はある。
確かに製薬会社にとってみればいつ実るかわからない研究開発に多額の費用がかかる。そうした費用を回収するためにも、効能の高い薬品が出た場合は特許期間中は特に薬価は高くなる。日本の場合は国庫負担が大きく、毎年製薬団体側と予算当局間の薬価改訂の折衝が激しく行われる。
しかし、中国の場合は、日本のような皆保険制度ではなく、低所得層が必要な医療を受けられないケースが多々ある。
中国の公的医療保険制度について(2018)-老いる中国、14億人の医療保険制度はどうなっているのか。 | ニッセイ基礎研究所
こうした医療政策に関するテーマはよく取り上げられている。いま見ている最中だが、以下のドラマ(急诊科医生)も名作。このドラマはなんなら药神よりも泣いた気がする。特に火鍋屋の回。あと30話くらい残ってるので早く見なければ。
ひとまず雑なメモになったけど、備忘まで。
(以上)